Various Artists… K-インディーズは今日も集まる

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12 min readMar 14, 2021

「ヒット作を一番多く残したアーティストは? — Various Artists」と言う冗談があるように、大衆音楽において、様々なアーティストを一枚に集めたコンピレーション・アルバムはこれまで色んな目的で作られてきた。レーベル・独立ミュージシャンの広報手段から、イベントの活性化、芸術的目標の共有、政治・社会的メッセージの発信等に至るまで。

こう言ったコンピレーション・アルバムは、様々なアーティストが参加しているだけに様々な姿の音楽が楽しめて、またそれが反映しているシーンの現在も覗き見ることができる。本稿では、2020年に韓国の音楽シーンで発表された、それぞれ異なる目的のコンピレーション・アルバム三枚を通して、韓国インディー音楽シーンの現在を見てみようと思う。

Text:万能初歩

Various Artists, 『VINIOR Vol. 002』, 〈VINIOR〉, 2020.03.24.

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韓国のオルタナティブなカルチャーをコラムやインタビュー形式で掲載します。不定期更新。